リスマ市長とスラバヤの未来について

MENKOIINDONESIA

2014年02月21日 20:02

近日、スラバヤの政治界にある衝撃が走りました。それは、現役のスラバヤ市長リスマ氏(Risma)がメトロテレビ局のインタービューで、「あらゆるところから圧力を受けたから辞任したい」と述べたことです。リスマ氏は、2010年9月からスラバヤ市長としてその任務に就いています。一般の官僚から、キャリアを積んできたリスマ氏はPDIP政党の支持を受け、今の市長になりました。しかし、1年後、当時市議長を務めていたウイスヌ氏(PDIP政党)は、広告税の件でリスマ氏を訴え、辞任するように薦めました。なぜなら、市長が議会の了解を得ずにある特定の対象に対し、広告税の税率を上げたからです。さらに、議会でスラバヤ市内に高速道路開発の提案が持ち上がっていたが、これに対し、市長が「必要はない」と断ったことで、議会と市長の関係はますます悪化したのです。副市長のポストは、1年間ほど空席であったが、突然議長が副市長になったということも市長は違和感を感じたといいます。それで、リスマ市長は辞任したというです。このような状態を受けて、スラバヤ市民は、「リスマ市長を応援しよう」という運動が始まりました。そのためか、昨日の朝刊(2月20日)によると、リスマ市長は辞任しないと報道され安心しました。最近、様々な問題が発生する中、ジョコウイ氏(ジャカルタ特別州知事)、カミル氏(バンドン市長)、そしてリスマ氏のように、自らほうきを持って、ゴミを掃除する政治家がインドネシアの社会に出ることにより、自ら国民一人一人も自分の祖国の発展のために考えるべき時期に来ていると思います



にほんブログ村

関連記事